”軽井沢星野エリアは創業110周年を迎えました”

大正時代に創業し、時代に合わせて変化し、
絶えず革新を起こしてきました。
110年の歴史が息づくこの場所で、
自然と共生し続けていきます。

History

星野エリアの始まり

星野家初代・嘉助(かすけ)が始めた製糸業で財を成したのを契機に、二代目の星野国次(くにじ)は、現在の星野の土地を取得。もし軽井沢に温泉があったら、温泉地としても避暑地としても、どんな場所にも負けない唯一の場所になると考え、温泉の掘削を開始しました。

0Years

星野温泉旅館開業

星野温泉に湯治に来る方のために、15室の和室と広間を持つ温泉宿を開業しました。

3Years

木製水車で自家用発電を開始

7Years

芸術自由教育講習会

北原白秋をはじめ、島崎藤村や山本鼎(やまもとかなえ)ら当時を代表する文化人が講師となり、全国から百余名の希望者を集めて開催。会場だった材木小屋はのちに、内村鑑三(うちむらかんぞう)により「星野遊学堂」と命名されました。

12Years

成功の秘訣

若き日の星野嘉政(よしまさ、三代目)に渡された内村鑑三筆の「成功の秘訣」。この書は、星野温泉の家憲として受け継がれ、石の教会 内村鑑三記念堂の展示室に今もなお大切に保管されています。

15Years

水力発電所の完成

星野嘉政は本格的なタービンを導入し、日本初の自家用小水力発電所を誕生させました。この発電所は現在もこの地にあり、発電機を入れ替えながら稼働を続けています。

文化の隆盛

星野温泉を起点に、当時の文人たちが集い、文化的エポックが切り拓かれてきました。星野嘉政は、軽井沢の自然や野鳥をこよなく愛し、この場所の素晴らしさを内外の方へ伝えていき、星野晃良(四代目)は、軽井沢を代表する教会としてブライダル事業を始めました。

37Years

星野リンクの完成

現在のケラ池スケートリンクと同じ場所に「星野リンク」が完成しました。

43Years

日本現代音楽祭

全国から若手作曲家や音楽愛好家が四百人ほど集まり、星野温泉のホールにて、第一回の日本現代音楽祭が開催されました。

48Years

メシアンの来訪

日本を訪れていたフランスの作曲家 オリヴィエ・メシアンが星野の地に来訪。写真は、野鳥の囀りを聞いて即座に楽譜にするメシアンの様子。

51Years

星野遊学堂(現在の軽井沢高原教会)の完成

芸術自由教育講習会にルーツを持つ「星野遊学堂」が今の場所に完成しました。

60Years

国設軽井沢野鳥の森

環境庁(現環境省)により国設野鳥の森に指定されました。日本野鳥の会の創設者である中西悟堂(なかにしごどう)が、軽井沢を日本三大野鳥生息地と呼び、星野嘉政による野鳥の保護活動が行われていた功績と言われています。

60Years

ブライダル事業を始める

星野晃良(四代目)は、「星野遊学堂」を「軽井沢高原教会」と改名し、ブライダル事業を始めます。
当時、日本では神前式が主流の中、西洋の教会式ウエディングをいち早く取り入れました。

74Years

石の教会 内村鑑三記念堂

内村鑑三が唱える「無教会の思想」を伝えるMemento(記念物)として、オーガニック建築家ケンドリック・ケロッグの設計で建設されました。

リゾート地の変革

星野佳路(五代目)が星野リゾートの社長に就任。「もしも日本が、日本らしさを大切にしながら近代化したとしたら」という発想から練られた「谷の計画」をもとに、老朽化した星野温泉旅館を改築し、エリア内の開発を推し進めていきました。

78Years

野鳥研究室(現在のピッキオ)設立

自然環境の保全と観光の両立を図る、野鳥研究室を設立。軽井沢野鳥の森をフィールドにした「野鳥の森ネイチャーウォッチング」開始しました。

81Years

軽井沢ホテルブレストンコート開業

星野温泉の新館として1964年に開業した「ホテルニューホシノ」を全面改装し、至福に満たされる庭園という意味の「ホテルブレストンコート」を開業しました。

83Years

ヤッホーブルーイング創業

看板商品である「よなよなエール」は、1997年にヤッホーブルーイングの創業と共に誕生しました。

88Years

星野温泉 トンボの湯・村民食堂 開業

91Years

星のや軽井沢開業

軽井沢の地で長い年月をかけて育んできた独自性を保ちながら、世界にも通用する新しい趣向の宿泊施設を目指し、星野温泉旅館を建て替え、「星のや軽井沢」を開業。

95Years

ハルニレテラス オープン

自生していた100本の春楡(ハルニレ)を残し、自然と共生した複合施設をオープン。

102Years

ケラ池スケートリンク開業

105Years

BEB5軽井沢開業

仲間とルーズに過ごすホテルをコンセプトとしたBEB5軽井沢が開業。カフェに行く気軽さで、みんなで集まったり、ルーズにくつろげるホテルが誕生しました。